新たな第3の選択肢「福祉型専攻科」
一般の高校卒業後の進路は、大学・専門学校・高等専門学校を合わせると進学率8割以上、ほどんどの高校生が進学の道を選んでいます。一方、障がい者の進学率はわずか2%と大きな隔たりがあります。
障がいを持つ青年の多くは、高等部卒業後、「就職」か「福祉的就労」かの2択しかないのが現状です。
その理由として
●大学進学を望んでも遠方で通えない
●行きたい学校にバリアフリー環境が整っていない
●学校生活でサポートの手がない
●障がい者が学べる学校の情報がない
等と数々の障壁があるためです。
そこで今、大学でもっと勉強したい、学生生活を楽しみたいという青年のために、「就労」ではない第3の選択肢として、「福祉型専攻科」という学びの場が全国各地に誕生しています。
「福祉型専攻科」は、保護者の目が届く近隣の地域で、通学しやすく、安全な環境で、勉強・社会知識・コミュニケーションスキル・レクリエーション・自立精神の育みなど豊富なプログラムを仲間と共に学んでいく2年制のユニバーサルカレッジ(大学)です。
障がい者にも学びの場を!
「福祉型専攻科」のメリット
近くにある大学だからかなえられること